アンダンテ
(管弦楽部)

クラシック音楽と鉄道の話

こんにちは!年明けぶりの投稿になります、コントラバスパートのヤンキーです。


突然ですが、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』の第4楽章のメロディーを思い出してみてください。ターンタンタンターンタター、ターンタータタター。

誰しもが一度は聴いたことのあるフレーズですね!弦楽器の力強いフレーズから始まり、金管楽器が高らかに入ってきます。
この序奏部は、蒸気機関車が煙を上げながら走っている様子を、大の鉄道好きのドヴォルザークが描いたと言われています。
この話はクラシック界でも有名な話だそうです🚃


『鉄ちゃん』と言われるドヴォルザークがどのくらい鉄道を愛していたのかというと…

暇があれば駅へ機関車を眺めに出かけ、時間があれば模型を作り、機関車の外観や型式を思えるのが大好きで、運行ダイヤを覚えるほど好きだったそうです。

なんと、「本物の機関車が手に入るなら、今まで私が作ったすべての曲と交換しても構わない。」とつぶやいたそう。
驚きです。どこまで真実かわからないですが、鉄道好きであったことだけは、本当のようです。

ドヴォルザークは生粋の鉄道オタクだったのですね!作曲家って肖像画のイメージが強く、なんだかお堅いイメージが定着していましたが、こういったエピソードがあると一気に印象が変わるものです😎

このエピソードを聞いて、彼が鉄道オタクであることを実感したことがあります。昨秋の定期演奏会で披露した、ドヴォルザーク交響曲第8番でも鉄道好きが垣間見えます。

第4楽章の中間部、陽気な短調で「こがねむし♪」と田舎臭さを演出した後、弦楽器が重々しく演奏する部分で、機関車が速度をあげて走っている様子を想像できました🤔
現チェロトップとしゅっしゅぽっぽした記憶が蘇ります(笑)
興味のある方は是非聴いてみてください!


ここから鉄道の話になりますが、現代の日本では、様々な鉄道ファンが存在しており、乗車目的とする「乗り鉄」、列車の写真撮影を趣味とする「撮り鉄」、鉄道の音を収集する「録り鉄」、車両を研究する「車両鉄」、駅そのものが好きな「駅鉄」、時刻表が好きな「時刻表鉄」などなど呼ばれています。

ドヴォルザークはほとんどすべてを網羅しているといってもいいくらいの鉄道ファンでした。現代の鉄道ファンも真っ青ですね。

ドヴォルザークや本格的な鉄道ファンとまではいかないのですが、実は私も鉄道に興味があります!
電車よりも新幹線が好きですが、大都市近郊区間で大回り乗車をしたり、路線図を見たり、最近では車両に興味を持ち始めました。
自分の周りには鉄道好きがあまりいないので、共感されないかもしれません(笑)

特に興味があるのは、車内チャイムや駅の発車・接近メロディー。その地域において馴染みのある曲が使用されることが多いですが、クラシック音楽が採用されることもあるそうです🎻

池袋駅では、東京芸術劇場など多くの芸術文化資源があることから、文化の振興の試みとして、東上線の発車メロディーが2015年にリニューアルされています。

1・2番ホームは、モーツァルト「ディベルティメント K.136より 第一楽章 Allegro」
3・4番ホームは、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジークより 第三楽章 Menuett」
5番ホームは、ベートーヴェン「交響曲第6番『田園』より 第一楽章 Allegro ma non troppo」
が使用されています。

クラシック好きと鉄道好きにとっては熱い話題ですね…

話が長くなってしまいました!
未だ部としての活動ができないのですが、クラシックを聴いたり、作曲家について調べたりと、教養を深めるチャンスです。
みなさまも、暑さとコロナに気を付けてお過ごしください👍

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