博物館トピックス
(「食と農」の博物館)

11月7日(土)本学、地域環境科学部森林総合科学科 上原 巌 教授による「自然の中の数学展」記念講演会がありました

 講演会は、自身の生い立ちと出会った先生方のお話から始まりました。
 上原少年が育った信州の家の裏山で、雪の上に仰向けになった時、目に映ったケヤキの裸木の枝の形状に惹かれ、自然の美しさの中に法則性を発見したことが、数学に目覚めるきっかけになったこと。
そして、小・中・高校、大学と、それぞれの成長過程で、日常生活の中での数学の美しさをエピソードを交えて面白く語ってくださる、数学が大好きな先生方に出会い、多大な影響を受けたこと。
後半は、一部分が全体の相似となる「フラクタル法則」を使用して間伐のイメージができることや、研究室では「フィボナッチ数列」を活用して樹形調査を行っていること。
さらには、ライト兄弟が発明した飛行機のプロペラの形がカエデの種子に相似していることや、イギリスの数学者アラン・チューリングにより理論的存在が示された自発的に生じる空間的パターン(チューリングパターン)のお話から、物理学者であり、随筆家であった寺田寅彦にまで、多岐にわたってお話が展開されました。

 感染症対策の為、人数を制限しての開催でしたが、参加された皆様はメモを取られたり、熱心にお話に聴きいっておられました。
次回は12月中頃にトークショーを開催予定です。


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